宇・宙・癒

創作世界の設定メモ

スーリヤ

太陽王国スーリヤ (Surya)
 王が存在し、太陽のルーン(王の証)による世襲制。印が浮かび上がる原理は謎だが、人々は太陽竜が選んでいると考えている。

 印の浮かんでいる王が死ぬと、自動的に次の王に印が移る。

(血縁関係で一番身近な人物が選ばれることが多い。子が居れば子に)

 

・気候
 一年を通して暖かく、四季は無い。降水量はやや少なめ。
 過ごしやすい気候のため、動きやすい布の服を着ている者が多い。
 (王族や貴族は生地のしっかりした服や装飾を好んで着る場合が多い)

 

・守護竜:太陽竜(黄金竜とも呼ばれる)
 伝説の存在とされており、スーリヤでは神聖視されている。見た者は幸せになれる。
 金に輝く毛で覆われており、頭には一本角、背には2対の翼が生えている。

 

・自然
 城下町の北に大規模な森がある。森の東側はブリハスの森に繋がっている。
 西側には「賢者の塔」、「黄金の森(不帰の森)」があるが、ヒトが立ち入ることは滅多にない。
 町外れには畑が広がっており、様々な野菜が栽培されている。
 果物の木も多く、特に暖色系の色の果物「ポムフル」が名産。

 

・種族
 先々王の時代よりは差別意識は薄く、色んな種族が生活している。
 (領地を任されている老諸侯は未だにチャンドや竜を嫌う者もいる)

 

・街
 中央に王城、その周りをぐるりと露店や店が並び、その次に住宅地が多いエリアになる。
 牧場や畑、果樹園の持ち主は城から一番離れた場所に住んでいる。
 城の正門前には石畳の広場があり、祭りの際には人が集まりにぎやかになる。
 城からの許可証があれば誰でも露店を出せるため、広場から伸びる大通りは特に露店が多い。
  店:居酒屋「金色の竜」、薬屋&花屋のヴァートの少女マリーのワゴン、ユリアス&シグマの宿屋など

 家は木造建築が多い。城や一部の貴族などは石造りとなっている。
 建国当時の国王の方針で、似たような構造の家が、城を中心に円状に建っている。

 

一般的なスーリヤのヒト

 

 

・ロドス港(Rodos)

 スーリヤ唯一の港で、地上からは遠回りになるロゼティア(街)とを繋いでいる。砂海への貿易船が出ることもあるが稀。港の周辺は街になっており、ロゼティアから運ばれた果実を使ったワイン作りが盛ん。

 太陽竜をかたどった彫像が、見守るようにスーリヤの方向を向いている。

 

・ポムフル村 (Pommefru vicus.)

  名前の通り、ポムフルが名産の村。

 通りがかる商人から品物を購入したりもするが、基本的には自給自足。

 収穫したポムフルはスーリヤに出荷されたり、加工品(主にジャム)は商人に売ったりもする。加工品はブドゥハでも人気。

 

・陽だまりが丘 (Solarium hills)

 サン達がエレさんの誕生日を祝ったり、サンとハイジがデートしたり、エレとヴィアが親友になったり、リオス王がヴィアに告白したり、何百年も後にエレが少年と虹を見たりした丘。

 ヒトの数だけ沢山の思い出が眠る場所。

 ここなら普段言いにくいことを言える、と密かに人気のスポット。