シュクラ
●白竜山シュクラ(Xhukra)
大陸の北西に位置し、国の大半が雪山。
信仰:白竜
・気候
ナヴァグラハで一番寒い。ラーフと同じく寒期と暖期がある。
白竜の村の村人は毛糸の帽子やマフラーなどを着て寒さを凌ぐ。
(生え変わって抜けた毛を利用して作ったマフラー)
・自然
北にはヒトの住めない険しい銀煙山脈(Montes Arg.fumus)。
白竜たちが住んでいた大きな雪山・白竜山がある。
山頂付近は雲に覆われ、下からでは山頂は見えない。
シュクラの西側の海は「荒海(ラーン)」と呼ばれ、航海の難所となっている。
○雪いちご
真っ白いいちご。
口に入れると雪のように溶けて、ほのかに甘い。後味スッキリ。
雪の下に実り、シュクラの民でないと見つけるのは難しい。
薬草と混ぜて薬にすることもある。(飲みやすくなる)
・生き物
〇チャッペ
四つ足の大きな猫のような生き物で、ヒトによく懐いていて一緒に狩りをする。
少し長い耳で辺りの音を聴く。足の裏にも白い毛が生えている。
・村
○白竜の村(Niveus draco)
約180年以上前は白竜を信仰し、古くから友好関係を築いていた。
暖期の間も室内の中央で火を絶やさず燃やすことで、大地に蓄積された熱が寒期になっても留まり、寒期でも室内は暖かい。
※白竜の村の若者たちの手により、大規模な白竜討伐が行われた。その際に「偉大なる白竜」は毒で命を落とし、生き残りもほぼいないと言われている。
何故、そのような事態になったかは正確には伝わっておらず、
「村にやって来た旅人にそそのかされた」「ラーフの術師の仕業」
「白竜がヒトに怒り、牙を剥いた為」など真偽の定かではない噂ばかり。
城などの大きな建造物はない。
白竜山のふもとの白竜の村、ケートゥとの国境付近の街くらいで住民も少ない。
※白竜の村はアイヌのイメージです。